皆川 浩 准教授

皆川 浩 准教授

MINAGAWA Hiroshi

専門分野

コンクリート工学、維持管理工学

研究分野

社会基盤構造材料の開発、社会基盤構造物の長寿命化技術の開発

研究課題

  1. 未利用資源を有効活用したコンクリートの開発
  2. 環境負荷低減型・低炭素型コンクリートの高耐久化
  3. コンクリート構造物のヘルスセンシング技術
  4. コンクリート構造物の電気化学的リハビリテーション技術
  5. 地域インフラの維持管理技術

メッセージ

 コンクリートは世界で水の次に使用量が多い材料で、インフラ整備に欠かせない重要なものです。また、様々な産業副産物や都市廃棄物を原材料として大量に活用できるため、静脈産業においても重要な役割を果たしています。他方、コンクリート構造物は極めて過酷な環境下で使用されることも多く、長年にわたって安全に使用し続けるためにはコンクリート構造物の健全性を把握(ヘルスセンシング)したり、コンクリート構造物の状態に応じて補修・補強(リハビリテーション)を施したりする必要があります。
 我々の研究室では、長期にわたってコンクリート構造物を市民に安全に使用してもらえるように、材料面からコンクリートの高耐久化を図る技術、健全度診断技術、補修・補強技術の開発を行っています。また、高耐久化という観点から、環境負荷低減型コンクリートや低炭素型コンクリートの研究・開発を行っています。
 研究成果を社会に還元することは大学の使命の一つです。そのため、研究成果を学術論文にまとめて投稿したり、国内外の学術講演会で発表したりして研究成果を世界と共有します。また、学術講演会や国際会議への参加は開催地の文化の理解を深めるよい機会にもなりますので、積極的な参加を奨励しています。

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