学部長挨拶

地域の未来を科学の力で

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今、みなさんの身近にある「地域」では、人口減少や少子高齢化などに端を発する、多くの新しい課題があります。空き地・空き家の増加や、地域経済の衰退、災害に備えたまちづくりなどです。こうした状況で、総合的な観点から“まちづくりを”進める必要性が高まっており,それらを支える知識・スキルを備えた専門的人材を養成することは、社会から強く求められています。

このような人材養成へ向けて、宇都宮大学では、2016年4月、「地域の知の拠点」としての「地域デザイン科学部」を設置いたしました。「地域デザイン科学」とは、地域の魅力を引き出してよりよい地域を形成するために必要な、公共政策、福祉のまちづくり、都市計画、防災といった分野横断の、“まちづくりに”関わる幅広い知識と専門技術を総合的に学ぶ新しい学問分野です。本学が立地する栃木県には、都市、農村、豊かな自然など、多様なフィールドがあります。この利点を活かして、コミュニティデザイン学科、建築都市デザイン学科と社会基盤デザイン学科の3学科、総勢40名余の研究者が、「地域デザイン科学部」で教育研究に取り組みます。

学部教育の柱となるのが「地域対応力」を養成する実践形式の授業です。学部生全員が全学科混成で受講し、「地域と向き合う力」、「実態を調査し分析する力」、「課題を解決へ導く力」を身に付けます。それをベースに、3学科で、それぞれ特色ある専門教育を行います。学部の授業は、すべてアクティブラーニングで実施し、実践力を強化します。学部として、それぞれの専門性と、地域の現場での真の課題解決力を身に付け、地域デザインの実践力を養成する体制を整えられたと考えています。

文系分野から理系分野まで、実践家から理論家まで、持ち味のある魅力的な教員が、お待ちしています。皆さんとともに地域で活動しながら学ぶことを心待ちにしています。

宇都宮大学 地域デザイン科学部 学部長
塚本 純