学部の基本理念

宇都宮大学は、「人類の福祉の向上と世界の平和に貢献することを理念とし、広く社会に開かれた大学として、質の高い特色ある教育と研究を実践する」ことを推進し、地域デザイン科学部は、この考えのもとで、21世紀の地域の課題解決に寄与するために「地域活性化の中核的拠点」としての役割を果たす機能を強化するものです。

そこで、本学部の基本理念を「地域の持続的な発展に関する教育・研究・地域貢献を推進することによって、豊かな生活の実現に貢献する」と設定しました。この理念を遂行するためには、地域の新しい課題に対応して実際の現場で実践的に行動できることが求められており、そのためには理系の専門的知識・技術と社会科学の専門的知識を共に身に付けて応用できることが重要であると考え、文理融合した教育課程を編成し実施いたします。

地域活性化の中核的拠点

まちづくりを支える専門職業人を育成するとともに地域との共創機能を強化して地域の"知"の拠点を形成する

文理融合した教育課程の編成

ミッション

21世紀の地域社会を持続可能で豊かにするために、新しい地域デザインに必要な教育・研究・地域貢献に取り組む

育成する人材像

魅力ある地域をつくるため、地域の課題を理解し、各地域の資源と特性を活かしたまちづくりを支える人材を育成

”まちづくり”のプロを育てるしくみ
実践力を鍛える
専門科目すべてにアクティブ・ラーニングを導入
地域対応力を養う
専門領域を超えた、学部共通のさまざまな教育プログラムの実施
協働力を磨く
地域と連携し、学部を横断した学生チームによる「地域プロジェクト演習」の必修化

文理に広がる3つの学科

コミュニティデザイン学科(定員50名)
新たなまちづくりに向けて、「社会システムを支え、魅力ある地域をデザイン」
建築都市デザイン学科(定員50名)
建築を学び「人にやさしい居住環境や都市をデザイン」
社会基盤デザイン学科(定員40名)
最先端の土木工学と建築技術を学び「安全で持続可能な社会基盤・都市機能をデザイン」
突撃となりのサイエンス

特色ある取り組み

1. 地域の課題解決に向けた総合力を養成

学部共通科目
  • 多様な分野を融合して学ぶ仕組みを花序多く実施
  • 学生も教員も全学科が融合し、地域デザインに関わる基本と応用を総合的に学習
  • 3学科混成の小グループ(ディスカッション、フィールドワーク、プレゼンテーション)
    コミュニケーション能力やリーダーシップを身につけながら、活きた総合力を養い、地域デザインの新たな力が芽生える
実践的学科科目

専門科目全てアクティブ・ラーニング化100%

学科専門を超えた学修

他学科専門科目を履修

地域の課題解決に向けた総合力を養成

2. 地域との密接な連携

地域と学部とのハブとなる「地域デザインセンター」を設立

地域をつなぐ、未来につなげる

地域デザインセンターの位置づけ

地域デザインセンターのページを見る

地域デザインセンター
取り組み実績(平成28年度前期)
地域対応力養成科目実施支援
地域プロジェクト演習(3年次必修)の支援
  • 1)関連自治体への周知、受け入れ先との調整
  • 2)サポート会議による演習内容の検討
  • 3)地域プロジェクト演習実施手引き書の作成
共同研究促進

_共同研究

  • 1)小さな拠点づくり推進事業に向け、調査分析(さくら市)
  • 2)宇都宮市内の消防署適正配置に向けた分析(宇都宮市)他

_相談業務(自治体等・企業・団体・法人・学内 計32件)

  • 1)共同研究及び教員の紹介依頼
  • 2)協働事業開催に関する相談 他

_コーディネート機能強化のための「教員カルテ」作成

_栃木県内GISデータ収集・基礎情報作成

地域連携プロジェクト推進

_宇都宮市民大学「公開講座」の実施
 8名の専任教員が参加

_学部内専任教職員を代表者とする地域連携プロジェクトの推進
 自治基本条例策定連携プロジェクト(市貝市)他11件を支援

学部内専任教職員を代表者とする地域連携プロジェクトの推進