Trisakti大学と第1回合同セミナーを開催しました。



Trisakti大学との学部間交流

宇都宮大学地域デザイン科学部とインドネシア・トリサクティ大学地球工学・エネルギー学部の学術交流および学生交流の協定を締結する予定です。社会基盤デザイン学科では,インドネシアなど海外との交流を積極的に行っています。2017年には,パジャジャラン大学のDicky先生が外国人研究員として,社会基盤デザイン学科マネジメント研究室に来られ,パジャジャラン大学とも学術交流協定を締結しました。インドネシアの大学と宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科の交流協定はこれで2件目です。

The 1st Joint Seminar in Utsunomiya

2018年11月17日に,トリサクティ大学との第1回合同セミナーを宇都宮大学地域デザイン科学部棟で行いました。総勢76名(インドネシアから17名)が参加し,互いに意見交換をし学術交流を深めました。
この合同セミナーは,「Local disaster management from a global perspective(グローバルな視点から地域の防災を考える)」をテーマに開催しました。トリサクティ大学と宇都宮大学から2名ずつの講師により,それぞれの学術分野に関する研究と,互いの大学における教育について,ご講演いただきました。地域デザイン科学部で実施している地域プロジェクト演習の取り組みには,その活動内容や評価方法などについて,トリサクティ大学の学生から多くの質問があり,今後の学生交流に前向きな意見をいただけました。宇都宮大学からは海外プロジェクトIの受講者である社会基盤デザイン学科の2年生が参加し,積極的にトリサクティ大学の講演を聴き,学生間での交流も深めることができました。

11月17日のプログラム

合同セミナーの様子

大谷砕石場見学会の様子

合同セミナーのあとに大谷砕石場にて大谷石の地下空間を見学に行きました。トリサクティ大学地球工学・エネルギー学部には地質工学を専攻する学生もいることから,栃木県の地質にも興味を持ってもらえたようです。社会基盤デザイン学科岩盤工学研究室では,大谷石に関する調査研究も行っています。これからの学生交流に期待ができそうです。