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佐藤 栄治 准教授

佐藤 栄治 准教授

空間情報科学による都市計画

私たちをとりまく生活空間には、建物立地や地形といった物理的な情報や、少子高齢化や格差といった社会的な情報など様々な情報が存在します。これらの情報やデジタル化技術を駆使し、都市の“在る姿”を定量的に露呈させることで、目に見える将来的な計画を検討しています。

高齢者の身体能力と地形の負荷を考えた体感的徒歩圏域の変化
図1 高齢者の身体能力と地形の負荷を考えた体感的徒歩圏域の変化

当たり前であるが、高齢者は高齢になるに連れ身体能力が衰える。また丘陵地に計画された住宅地では、階段や坂道を歩く際、大きな負荷がかかるものである。その両者を指標化し、視覚化したものが図1である。直線距離と比較すると、高齢者の600mの徒歩圏域(図中のオレンジ色の圏域)は極端に縮小し、また1,200mの徒歩圏域(図中の黄色の圏域)でも、直線距離600mより狭い範囲である。