中島 史郎 教授
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中島 史郎 教授
- 建築における資源循環と再生
- 建築物の木造化による二酸化炭素排出抑制効果
- 木造建築物の物理的耐用年数の評価
- 木質構造材料の材料性能評価
建築における資源循環と再生
建築物の分別解体と解体材の再資源化についての研究を行い、分別解体容易性と解体材の再資源化容易性を建築物の一般的な環境性能の一つとして位置づけることを目指しています。また、分別解体容易性と再資源化容易性を評価する手法を開発しています。さらに、マクロな視点に立ち、建築産業全体における資源消費量と廃棄物排出量について調査し、鉄・セメント・木材などの建築材料の資源採取から廃棄に至るまでの定量的な流れを明らかにするための研究を実施しています。
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(解説)「従来型」は工夫が施されていない建物、「改良型」は工夫が施されている建物。
左図:工夫することにより解体時間が短縮される。
右図:工夫することにより処理される廃棄物の量が軽減される。
建築物の木造化による二酸化炭素排出抑制効果
建築物のCO2排出量を定量的に評価するための研究を行っています。また、木造建築物については木造躯体が固定する炭素量を算定・分析する研究も行っています。
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木造建築物の物理的耐用年数の評価
木造建築物の物理的耐用年数を計算する手法についての研究を行っています。実建物の劣化調査を行い、建物の工法・仕様・立地などの諸条件と建物の耐久性との関係を定量的に評価し、同算定法の精度向上を図る予定です。
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木質構造材料の材料性能評価
地域材を原料とする新しい木質構造材料について、その性能を評価するための研究を行っています。材料を開発し、開発した材料の力学的特性を実験により明らかにし、材料のモデル化と解析によりその力学的特性を予測しています。
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