建築見学実習(2015年度) ヴァチカンでの様子

サンピエトロ寺院

バチカン市内にあるカトリック教会。世界で一番大きな教会で、古くからキリスト教の中心として栄えてきました。サン・ピエトロ、つまり聖ペトロを祀ったお墓の上に建てられた教会です。目の前にはサン・ピエトロ広場があり、この日は翌日のローマ教皇訪問に備えて椅子が並んでいたため、残念ながら立ち入ることができる部分が制限されています。現在の教会は、1500年ごろ再建されたものです。ルネッサンス・バロック期にあたります。教会建築は、上空から見ると十字架になっていて、交差している部分に写真のドーム(イタリア語でクーポラ)があります!でっかいです!

サン・ピエトロ大聖堂内観

内観はこんな感じです。大きなクーポラの真下に主祭壇があり、その奥にはローマ法王が座る玉座があります。大きさ、広さ、高さ、豪華絢爛な内装、人の多さに、ただただ圧倒されます!!

サン・ピエトロ大聖堂

一番大きなクーポラです。この大きさから、構造的な問題で設計に時間がかかったため、この部分だけ施工が遅れたそうです。デザインが細かいですね!

主祭壇

教皇が座る祭壇になります。サン・ピエトロ広場を設計したジャン・ロレンツォ・ベルニーニが設計したため、ベルニーニの主祭壇とも呼ばれます。黒と金を基調とした色使いが、白っぽい大聖堂の中で目立っていました!

ピエタ像

ミケランジェロによる彫刻です。ミケランジェロは、美術や世界史の授業で一度は聞いたことがあると思います。マリアがキリストの亡骸を抱えています。引率の中野先生もかなり魅了されていました!!

サン・ピエトロ大聖堂装飾

教会内には、数え切れないほどの装飾がほどこされています。歴代のローマ法王や、聖書にでてくる人物などの彫刻だらけです。中央、一番大きなクーポラ以外に十数個のクーポラがあります。ルネッサンス様式の特徴の、左右対称性やアーチ、バロック様式にみられる凹凸のある煌びやかな装飾が顕著に表れています。

バチカン美術館入口付近

スペースフレームのかっこいい屋根です。意外にも、こんなに近代的な屋根、階段、通路、カフェなどがありました。近代美術館みたいですね!

バチカン美術館中庭

左は美術館の外観です。よく見ると金色の部分に画家たちの名前があります。大きく開けた中庭は芝生が敷かれており、右の写真の奥にはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。中庭にはシスティーナ礼拝堂のガイドパネルがあります。

石造展示と天井装飾

こちらもバロック様式特有のアーチ状の天井が目を引きます。こちらにある石造は、つくられた当初は着色してあったのですが、昔の人がきれいに洗ってしまったそうです。なんて残念…

床のモザイク装飾

バチカン美術館内の床は、主に大理石でつくられています。その中でもこの装飾の青い部分はラピスラズリという宝石です。もし高級ホテルを設計するならこんなのもありですね~。

地図の間の天井画と装飾

繊細な装飾の天井が長く続きます。ローマ法王はこの場所で地図を見て、ローマ帝国を治めていました。細かい装飾は立体的に見えますが、半分くらいは陰影をつけただまし絵でした!きっとガイドなしでは気づかなかったかも?!

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