阪田 和哉 准教授

阪田 和哉

准教授

阪田 和哉

SAKATA Kazuya

わたしの講義では、地域づくりのために行われる様々な事業・プロジェクトの効果や影響を適切に評価し、よりよい方法を検討するため技術を学びます。試験に出ないことも興味をもって学び、考えることができちゃう「要領の悪い人」がグンと成長できる学科です。不器用で悩んでいる方、ぜひ本学科にチャレンジしてください。

地域デザイン科学部の中でもコミュニティデザイン学科は、地域の課題を何でも解決できる超有能なスーパーマンを育成する学科のように思われるかもしれません。
でも、安心してください。他の大学・学部・学科と比較して、特に難しいこと、大変なことを勉強させるわけではありません。そういう意味では、ごくごく普通の学科です。一つ特徴をあげるとすれば、学びのメニューの選択肢が非常に幅広く、自分自身で決めることの多いカリキュラムだ、ということです。
欲張りな人も、受け身な人も、履修計画を立てる際に迷ったり困ったりすることがきっと出てくると思います。私たちは、皆さんが自分なりのメニューを消化し、無事に卒業する日まで、何度でも相談に乗ります。

専門分野

費用便益分析、公共マネジメント

担当科目

公共経済学、公共マネジメント、プロジェクト評価論、社会統計学

想定される進路(出口)と課題

地域デザイン科学部では、学科を横断して学ぶ科目が用意されており、建築都市デザイン学科は、社会基盤デザイン学科の学生とともに学び、考え、議論する機会があります。このような学びを通して、建築学や社会基盤工学に触れたり、それらの分野の技術者の卵たちの思考に接することができます。
このような学科の特長を活かす進路として、くにづくり、地域づくりを基盤から支える建設業、製造業、コンサルタント業等にて、技術者たちとの親和性の高い事務系職員(営業、人事、総務、経理、広報など)として活躍することが挙げられます。それ以外の業種、業界においても、地域でのCSR活動にかかわる職員として、他の業界や企業、団体の人たちとともに街を元気にする仕事に関わることで、専門性を活かすことができます。

略歴

1971年 兵庫県生まれ
東北大学理学部、東北大学経済学部を共に退学後(つまり大学には2回入学したのに一度も卒業していない)、東北大学大学院経済学研究科経済学専攻へ進学。学位は、博士(経済学)。
(株)三菱総合研究所専門研究員、(財)日本総合研究所客員研究員を経て、2006年7月より、宇都宮大学大学院工学研究科講師。

地域の暮らしやまちづくりに関しては、宇都宮市中心市街地活性化協議会幹事、真岡市、小山市、鹿沼市、益子町にて、地域公共交通に関する委員会の学識者委員を担当。
また、国土交通省関東地方整備局(宇都宮国道事務所・鬼怒川ダム統合管理事務所)総合評価審査分科会委員、栃木県入札適正化委員会委員、下野市入札適正化委員会委員長、栃木市家庭ごみ収集委託契約有識者会議座長などの公共調達に関する委員を担当。

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