石井 大一朗 准教授
准教授
石井 大一朗
ISHII Daiichiro
今の高校生が生きる未来のまちは、どんなまちだろう?今とは全く違うはず。コミュニティデザイン学科で、みんなが生きる未来のまちづくりを学び、語りあいませんか。4年後、みんながまちづくりのリーダーとして羽ばたいていけるよう、わたしは、まちづくり論、N P O 論、地域プロジェクト演習などの授業を通して、サポートします。
新学部の魅力はなんといっても、実際の地域へ出かけ、課題解決実践を通して、まちづくりのプロに必要なソーシャルスキルを獲得していくことです。社会を読み解く鍵となる、「調査の力」、行施職員や地域住民と議論する「協働やコミュニケーションの力」、整理・表現する「提案力」などの実践力を身につけることができます。建築都市デザイン学科、社会基盤デザイン学科の学生らとともに強みを活かしあいながら学べる科目群が揃っています。文理融合だからこそできる、課題解決を導く力を養うことができます。
「大学時代に思う存分地域づくりに取り組んた。そして将来の糧となる新しい発見があった。」入学するみなさんが、卒業時そう実感することを約束します。
専門分野
コミュニティ政策、非営利組織論
担当科目
まちづくり論、NPO論、地域プロジェクト演習、社会調査実習Ⅰ・Ⅱ
想定される進路(出口)と課題
まちづくりに関わる仕事というと公務員が考えられますが、地方でも多様なまちづくり人材が求められています。例えば、住民調査やワークショップを行う、まちづくりコンサルタント会社があります。これからの社会は、行政のみならず、住民そして、地元の企業等と協働して、地域の魅力を活かしたり、課題を解決したりしていく必要があります。こうしたことを地域の調査から、実際の課題解決策までを提示する仕事です。民間のまちづくりコンサルタント会社、NPO、そして公民館や地域包括支援センター等の市民利用施設職員が考えられます。私自身の多様な職業経験とネットワークを活かして、最大限サポートしていきます。
略歴
1972年名古屋の下町商店街、大須生まれ。幼少期は商店街のおじちゃんおばちゃんにもまれて暮らしてきました。大学卒業後は、不動産や建築設計の会社に勤務。阪神淡路大震災を契機として、ハード中心のまちづくりから、ソフト(人の内面や制度など)中心のまちづくりに関心を抱く。25歳のとき、会社を辞め、インド、中国を旅する。29歳、建築まちづくり事務所を起業するとともに、大学院に入学。コミュニティ政策を学ぶ。その後、事務所経営の傍、神奈川県を中心として、まちづくりNPOの理事・事務局として15年ほど、NPOの支援や人材育成、まちづくりのコーディネーターを担う。東日本大震災後は、岩手県大槌町、福島県二本松市を中心として、被災地域のNPO運営支援や、地域交流拠点づくりに従事。
2015年3月から宇都宮市在住。2児(小学校1年生、幼稚園年少)の父。
趣味は、オヤジの会、トレッキング、銭湯めぐり、色んな人とあれやこれや話すこと、まち歩き
博士:政策メディア〔慶應義塾大学〕、一級建築士、専門社会調査士