安森亮雄准教授(建築都市)、石井大一朗准教授(コミュニティ)、松本大知さん(建築都市・M2)が2019年度グッドデザイン賞を受賞
地域デザイン科学部の安森亮雄准教授(建築都市デザイン学科、宇都宮空き家会議会長)、石井大一朗准教授(コミュニティデザイン学科)の研究室が関わりました、空き家等対策に取り組む官民連携組織「宇都宮空き家会議」と「東峰西自治会」が協働により実施した空き家活用の取組が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン賞(公共の建築・空間部門)」を受賞しました。
空き家対策の取組としての受賞は栃木県内初となります。
※受賞対象詳細ページ
[受賞の概要]
(1)受賞対象名:とみくらみんなのリビング(元タバコ屋・駄菓子屋の地域拠点へのコンバージョン)
(2)分類(受賞部門):公共の建築・空間
(3)受賞企業:宇都宮空き家会議・東峰西自治会(2団体による共同受賞)
宇都宮空き家会議の関係団体
宇都宮大学地域デザイン科学部(安森亮雄研究室、石井大一朗研究室)、
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク、株式会社ピースノート、宇都宮市
(4)審査員の評価:
「元タバコ屋・駄菓子屋をコミュニティの拠点に」との目標をかかげ、宇都宮空き家会議の下に、市、自治会、大学、NPO、工務店が集まり、セルフビルドで建てられたという。その建てられた経緯が特異なリノベーションプロジェクト。建築が本来、建てること自体が地域の祝祭であって、その行為を通して地域コミュニティを育んでいたことを思い起こさせてくれる。自分たちが作り上げた場所は愛着があり自然に人が集まる。出来上がった姿も施工上の工夫も感じられる細い線材を組み合わせて作られた魅力ある建物形状で、地域のアイコンとなっている。