建築見学実習(2016年度)4日目 アルハンブラ宮殿

ライオンの広場

アルハンブラ宮殿に入るとまず出迎えてくれるのがこのライオンたち。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、一般に石像は置かれません。しかし、この石像は隣国アッシリアから、城の守護獣であり権威の象徴として送られてきた友好の証として、この場所に設置されたそうです。アルハンブラ宮殿の宗教の枠を超えた、多様な文化の産物を見ることができ感動しました!

内壁には手彫りの彫刻がありました。偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、文字・幾何学模様によって信仰を表していたそうです。

天井まで手彫りの彫刻が彫り込まれています!どれだけの時間、技術が費やされて完成に至ったのでしょうか。

スペイン特有のタイル張りを見つけました!ここで一枚パシャリ!

カルロス5世宮殿 円形広場

レコンキスタ後、アルハンブラ宮殿の最盛期の時期にカルロス5世が建設したそうです。ルネッサンス様式の柱に囲まれた大空間の雰囲気は圧巻です。

ヘネラリフェ

王の離宮、すなわち王様の別荘です。雪解け水を利用した水路や、噴水が設けられ「水の宮殿」と呼ばれていたそうです。こんな別荘で過ごしてみたい!と思いました。記念に1枚。(文責 参加学生T)

戻る